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女木島
Megijima
「鬼ヶ島」の愛称で親しまれている女木島

鬼ヶ島伝説と手付かずの自然と現代が同居する女木島

高松港からフェリーでわずか20分の女木島。名前の由来は、源平合戦で那須与一の射た扇の一部が、島に流れ着いたという言い伝えから、「めげた」(=こわれたという意)が転じ、女木島となったと言われている。

ただし、この島は、「鬼ヶ島」という別の呼び名の方が有名かもしれない。山頂近くの洞窟にはかつて鬼が住んでいたと伝えられ、桃太郎伝説の舞台とも言われている。

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フェリーが女木港に近づくと、金棒を持った大きな鬼が笑顔で待っているのがわかる。全国で唯一白い御影石でできたこの鬼は、身長約2m、体重約9tの超重量級。瀬戸内の海上安全を見守る鬼は、島外からの客を歓迎する役目を担っているのだ。

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瀬戸内国際芸術祭作品
「カモメの駐車場」木村崇人

女木港に着くと、まず目に入るのは300羽のカモメが一斉に出迎えてくれる。これは本物のカモメではなく、木村崇人氏の「カモメの駐車場」という作品。波模様が彫られた防波堤の上に、カモメのオブジェが佇んでいる。

ただし、カモメたちは、風向きによって一斉に顔の位置を変えてしまうため、到着したときに顔を向けてくれるか、おしりを向けられてしまうかは運次第。また、海岸沿いに置かれている船らしきものにも注目したい。

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瀬戸内国際芸術祭作品
「20世紀の回想」禿鷹墳上

近づいてみると帆がついたグランドピアノ!これは禿鷹墳上氏の「20世紀の回想」という作品。記念撮影スポットとしても人気の場所だ。

青空の下でマストに張られた帆をはためかせる姿は、まるで大海原を進む船のよう。ピアノは単なるオブジェではなく自動演奏も行うことができる。作品から聞こえるピアノの音色と波の音が奏でるハーモニーが、島外から訪れる人々を歓迎してくれる。

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過疎の島というとひなびた雰囲気で何もないというイメージが強いが、この島は、手付かずの自然が残っている一方で、文化的でほどよい生活感がある。離島といっても、高松港からわずか20分という利便性がもたらす島の魅力なのかもしれない。

海と山と瀬戸内海の恵みを満喫

女木島をより効率的に楽しみたいなら、まず、港のすぐそばにある施設「鬼ヶ島おにの館」に足を運ぼう。船の待合所でもあるこの建物は、レンタサイクルやバスの受付も行っている。
館内食堂は、観光客だけでなく地元住民も足繁く通うスポットだ。テラス席もあるので、晴れた日は瀬戸内海を眺めながら、地元の新鮮な食材を使ったメニューを味わうのも楽しい。
資料展示室の「鬼の間」には、女木島に関する資料だけでなく、日本各地に残っている鬼伝説の資料や鬼の面などが展示されている。江戸時代から昭和にかけての桃太郎の絵本を集めたコーナーもあるので、桃太郎伝説の地で絵本を手に取るのも楽しい。

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女木島は、桃太郎や鬼にちなんだ食事も楽しい。女木島みやげの定番はきびだんご。桃太郎伝説の島で味わう素朴な甘さは、島の散策で歩き疲れた体を癒すのにもピッタリ。また、瀬戸内海で取れた旬の魚はもちろん、柑橘類や野菜など四季折々の食材を活かした食事も楽しみのひとつだ。
女木港から5分も歩けば海水浴場に到着。「海水浴場百選」にも選ばれた海辺は、美しい砂浜が広がっている。夏には海の家が並び、海水浴客で賑わいをみせる。一方、オフシーズンになると、周囲にほとんど人影がなく、青い海も白浜もほぼ独占状態。細波をゆらす風の音、ときたま鳥の鳴き声が響く程度。

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港周辺の海岸沿いには、石垣がそびえ立ち圧巻。この石垣は「オオテ」といい、冬に瀬戸内海から吹き付ける潮風から家を守るために築かれたもの。中世の城壁のような石垣は、場所によって高さや形が異なるのもおもしろい。

女木島の鬼は「幸せを呼ぶ鬼」と言われている。鬼をモチーフとしたグッズはおみやげの定番で、鬼のストラップは受験や必勝祈願などのお守りとして人気の品だ。鬼ヶ島で購入した鬼グッズを身につければ、身の回りの災いがいつの間にか遠ざかってしまうに違いない。

2016/6/8 Neojapan
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