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男木島
Ogijima
はじめて訪れても懐かしい「情景島」

男木島は、日本人の潜在意識に訴える「情景島」

男木島は高松からフェリーで40分。周囲4km前後の小さな島。昭和32年公開の映画「喜びも悲しみも幾歳月」の舞台にもなったこの島は、昭和レトロな叙情に満ちあふれている。

瀬戸内海の美しい海沿いに並ぶ集落の小道を抜けて数百mも歩けば、木々が生い茂る山地が広がる。瀬戸内海の澄み切った青と森林の輝かしい緑のコントラストが美しいこの島は、時間の流れさえペースを落としてゆるやかに感じる。

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瀬戸内国際芸術祭作品
「男木島の魂」ジャウメ・プレンサ
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船で男木港に到着して最初に目に飛び込むのが半透明の白い建物、ジャウメ・プレンサ「男木島の魂」。男木交流館という島の案内所の建物自体がアート作品だ。

屋根には、日本語を始め、アラビア語、ヘブライ語、中国語など8ヵ国語のさまざまな文字が組み合わされている。
ひとつひとつの文字には男木島にやってきたすべての人々を心から歓迎する想いが込められている。
まさに、男木島住民の「おもてなし」精神の象徴といえるだろう。

屋根に差し込んだ太陽の光は、刻まれた各国の言語に変換され、地上に影を落とす。
水辺に真っ白な文字がゆらゆら映る様子を眺めていると、時間という概念を忘れてしまうほどだ。

石垣と坂の集落は、初めてなのに懐かしい

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男木島には公共交通機関がないため、島内の移動手段は徒歩か自転車。
ただし、急な坂道や階段が多いため、ここは絶好のダイエットチャンスと捉えてひたすら歩くのが賢明だ。

港から家々が 寄り添うように建つ住居エリア内へ足を踏み入れると、高い石垣に沿って曲がりくねった路地や急勾配の石段が続く。
道に迷う人も少なくないが、現在地がわからなくなったら家と家の隙間から港の方角を確認して戻ればよいので、童心にかえって迷路感覚で楽しもう。

路地の間から見える穏やかな瀬戸内海は、初めて見たはずなのに懐かしい。映画でみたことがあるようなノスタルジックな日本の原風景を目の当たりにすると、感動のあまり声をあげてしまうだろう。

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港から15分ほど坂を登ると、島の守り神として地元の人々に愛されている豊玉姫神社。安産の神様として有名で、この神社に伝わる神具でお酒をいただくと無事にお産ができると言われている。境内にそびえ立つウバメガシの巨木も一度は見ておきたい。力強くそびえ立つ姿は、自然が兼ね備える生命力をヒシヒシと感じる。
豊玉姫神社は、島一番の絶景スポットとして有名だ。山の上にある神社からは、男木島の集落一面が見渡せ、その向こうには瀬戸内海が広がる。男木島の自然の魅力を一目で体感できるが、何度訪れても飽きることがなく、ただただ美しいという言葉に尽きる。夕方に足を運ぶと、水平線がオレンジ色に染まり、日中とは異なる絶景と出会うことができる。

男木島内は、ただ昭和レトロな雰囲気が漂っているだけではなく、DNAの奥深くに眠るわずかな記憶を呼び覚ます島なのかもしれない。見る風景のひとつひとつが、心の奥深くへ染み渡るような雰囲気に包まれる島、男木島。この島は日本人の潜在意識に訴える「情景島」といえるだろう。

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2016/6/8 Neojapan
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